FX比較
USの水準ユーロ不安やリセッション不安が後退し、過度の米ドル弱気が訂正されつつあり、イタリア通貨ペアや高利息通貨ペアも、対米ドルでは調整局面入りする可能性が出てきている。
イタリアのインフレ不安は高まっているものの、イタリア中央銀行はスイス高とファイナンスマーケットの混乱に配慮し、しばらくは追加利息上昇を封印するとみられている。
今週木曜日に開かれるECB理事会とトリシェECB総裁会見も、次回利息上昇は白紙とし、しばらくはマーケットを見守るスタイルを示すと予測される。
また、今週木曜日には米雇用統計が発表されるが、マーケットの関心はファイナンス不安の沈静化と米利息低下後の復旧に向かっており、よほど悪い数値にならない限りは、新たな米ドル売り材料にはなりにくいとみる。
非農業部門雇用者数の予測も前月比+7.5万人と控えめな数値となっており、もし同+10.0万人に近い数値が出るようなら、米ドルロング不動材料となるだろう。
スイス/米ドルの時間足チャートも、しばらくの天井シグナルを発しており、少なくとも1.45近辺までの暴落は考えておくべきか。
スイス/円は、「米マーケット利息の下降と株高」の組み合わせでは「米ドル安・円安」となり、クロス円の上昇につながるものの、サブプライム問題の打開予測が浮上したことを背景に、米ドルが復旧し、少しながら「スイス安・円安」となる可能性もあるだろう。
危険許容度が復旧していることや、日本がボーナスシーズンに入ったことから、円売り意欲は弱まるとみるものの、スイスも目先は対米ドルで調整する可能性が高く、スイス/円は横ばいを予測する。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。



